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大庄、物流・卸売事業の強化で売り上げ増

2024年10月30日 (水)

財務・人事大衆居酒屋「庄や」「やるき茶屋」など全国展開する大庄(東京都大田区)は15日、2024年8月期決算を公表した。売上高は前期比50億9000万円(11.2%)増の505億8600万円で、営業利益は3.0%増の11億5700万円、最終利益は4.3%増の13億3300万円と、昨年の7億6900万円の赤字から黒字に転換した。主力の飲食事業で需要が回復したほか、物流や卸売事業の強化で売り上げが大きく伸び、黒字化に貢献した。

近年力を入れている卸売・ロジスティクス事業は、売上高が前期比54億3400万円増の316億9500万円、営業利益は4億2300万円増7億1500万円だった。

物流・卸売事業は2018年、羽田空港近くに物流施設「DS・L・ヘッドクォーター羽田」を開設以来、物流子会社を通じて、運送事業や卸売り事業を強化。旬の⾷材や野菜などの提案販売を行っている。

また、昨年に運送事業と卸売事業を卸売・ロジスティクス事業として統合し、外販・倉庫・運送を⼀体化した総合物流サービスを展開。今後は、⾷材の厳選等仕⼊の強化や収益⼒の強化を図る。25年8月期の卸売・ロジスティクス事業の売り上げは13億4100万円増の330億3600万円、営業利益は1億1000万円増の8億2500万円を見込んでいる。

25年8月通期の業績予想は、売上高515億2000万円、営業利益14億2400万円と順調な業績拡大を見込んだ。ただし、営業外損失1億円、特別損失1億3000万円を見込み、最終利益は2億5900万円減の10億7400万円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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