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大庄、飲食チェーンへの総合物流サービスを拡充

2023年10月30日 (月)

フード居酒屋チェーン店「庄や」などを運営する大庄は27日、2024年8月期の経営戦略と具体的施策を発表した。卸売・ロジスティクス事業に関して、関東の物流拠点である「DS・Lヘッドクォーター羽田」(東京都大田区)を拠点に物流子会社ディ・エス物流(東京都大田区)などを実運送とする利用運送事業を強化し、他社飲食チェーンなどへの卸売と運送を一体とした総合物流サービスを、「飲食事業に並ぶ事業の柱」として発展させるとしている。

同日発表した23年8月期決算からセグメント分類を見直し、従来の卸売事業と運送事業を統合した卸売・ロジスティクス事業として業績を算出。同期のセグメント売上高は276億1800万円、営業利益は2億9000万円で、飲食事業の売上高225億3100万円(営業利益5億2800万円)を上回った。

また、24年8月期の通期業績予想では、卸売・ロジスティクス事業において新規取引先の獲得や売上・収益性の拡大を見込み、売上高が前期比22.3%増の337億7500万円、営業利益が2.2倍の6億4400万円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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