
▲ドローン遠隔運航(出所:大林組)
サービス・商品大林組とKDDIスマートドローン(東京都千代田区)は10月31日、石川県輪島市の国道249号啓開工事に、9月から自動充電ポート付きドローンを活用した遠隔運航による現場状況のデジタルツイン化する取り組みを実施し、作業効率化を実現したと発表した。
能登半島地震の影響で通行止めとなった輪島市沿岸部の3キロにわたる区間を対象に、ドローンは、KDDIスマートドローンの都内オフィスから遠隔で運航されるドローンが撮影した画像を低軌道衛星通信「Starlink」(スターリンク)経由でクラウドにアップロード。画像から生成された3次元モデルやパノラマ写真を用いて、現場状況をデジタルツイン化している。
22年度の技術検証では、自動充電ポート付きドローンの運用によって現場監理業務を80%削減できることが確認されており、今回の工事でも同様の効率化効果が得られた。また、自動充電ポートを活用しない場合と比べ、現場までの移動やデータ処理にかかる時間も削減でき、作業時間は1日当たり75分削減されたとしている。
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