財務・人事ロジネットジャパン(札幌市中央区)が6日発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比5.7%増の385億3400万円、営業利益が同9.9%増の18億9600万円、純利益が同8.5%増の11億7600万円で、増収増益だった。
大手取引先の取り扱い数量の増加や料金改定などにより、売上高は堅調に推移した。利益面は、グループ従業員の処遇改善による人件費の増加影響があるものの、増収効果により同じく増益となった。物流業界が抱える課題への対応策として、1パレット単位で発注された荷物を、環境配慮型紙パレットを利用し、最終納品先にダイレクトに届けることで、中間の倉庫入出庫・保管・積み替え・パレット管理などの負担を減らし、物流コストの削減や配送頻度減による人材不足の解消、CO2の大幅削減などにつながる「DDロジ」による物流改革を提案。輸送品質の維持強化および、コスト増加への対応に必要な適正料金への改定を推進した。
通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比8.0%増の800億円、営業利益が同20.9%増の38億2000万円、純利益が同23%増の23億9000万円とした。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com