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マースク、ヨーロッパ市場の最新情報を公開

2024年11月8日 (金)

ロジスティクス大手海運のAPモラー・マースク(マースク、デンマーク)は7日、ヨーロッパ市場の最新動向を発表した。報告によると、中国のゴールデンウィークの国民休日後に通常見られるアジアからの需要の低下に反して、2024年は海上輸送の需要が前年を上回る回復を見せている。特に、年内の貨物輸送を進める企業が増えたことで、ピークシーズンの傾向が変わりつつあり、この状況が今後も続く可能性があると予測している。

ヨーロッパでは第44週の祝日や他の港からのサービス遅延により、ブレーマーハーフェンのターミナルには圧力がかかっており、マースクのチームが状況を引き続き監視している。アントワープでも、前の港からの遅延により船舶の待機時間が長引いている。岸壁のメンテナンス作業が12月第3週まで続く予定であり、ターミナルヤードの混雑が増している。

10月最終週には、ヨーロッパでの航空貨物スポット料金が前週比7%上昇。アジア太平洋からヨーロッパへの貨物量の増加は引き続き電子商取引によるものであり、特に香港からの貨物量が大幅に増加している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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