財務・人事ニチハ(名古屋市中区)が7日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算で通期業績予想について、営業利益を前回予想比45億円減の70億円に、純利益を同40億円減の45億円に下方修正した。売上高については変更はなかった。
上期は、国内外装材事業における物流費の高騰が想定を上回ったほか、米国外装材事業における工場稼働の低迷等により、各利益が予想対比で未達。下期は、国内外装材事業においては物流費の更なる増加が避けられないこと、米国外装材事業においては売上未達および住宅事業での稼働低迷、コマーシャル事業での固定費増加などの影響が避けられないことから、各利益が前回発表予想を下回ると予想した。米国における売上高予想の未達は、住宅事業においては稼働低迷による欠品に加えハリケーンも影響している。コマーシャル事業においては型板不良に起因する欠品、および物流面のトラブルなどに伴うもの。
今期は売上高が前年同期比6.7%増の730億1900万円、営業利益が同9.7%減の34億3500億円、純利益が同45.2%減の18億2900万円だった。
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