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トナミHD2Q、物流関連体制強化で増収増益

2024年11月14日 (木)

財務・人事トナミホールディングス(富山県高岡市)が14日発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、営業収益が前年同期比8.1%増の752億1700万円、営業利益が同18.9%増の34億8400万円、純利益が12.8%増の25億4500万円で増収増益だった。

物流関連事業は、中核事業会社であるトナミ運輸において、物流サービスを提供する部門間の連携を一層強化するため、物流統括本部の4事業部体制を3事業部体制に集約する組織変更を行い、新たな価値の創造とロジスティクス事業における物流リソースの集約を進めた。また、外注費や燃料価格の高騰、人件費の増加に対応するため、適正運賃・料金の収受に継続して取り組んだ。結果、営業収益は前年同期比7.6%増の703億8200万円、セグメント利益は前年同期比27.9%増の31億2800万円を計上し増収増益となった。

そのほか、4月には同社の連結子会社2社(トナミ商事、トナミ第一倉庫物流)を存続会社として、事業子会社2社(東洋ゴム北陸販売、御幸倉庫)を被合併消滅会社とする吸収合併を実施し、トナミ第一倉庫物流は「東海トナミロジスティクス株式会社」に商号変更した。また、6月にはスポンサー契約を締結していたアペックスを子会社化し、物流事業基盤の強化を行った。

通期業績予想は直近と変わらず、営業収益が前期比9.8%増の1560億円、営業利益が同17.7%増の68億円、純利益が18.2%増の48億円と据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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