環境・CSR雪印メグミルクは14日、北海道大樹町内の酪農家から産出されるバイオメタンガスを、12月末から大樹工場で活用開始することを発表した。
地元の酪農家がふん尿処理時に発生するバイオメタンガスと、工場内でホエイ(乳清)から生成されるバイオガスを混合し、メタンガスボイラーの燃料として使用するもの。2種類のバイオマス燃料を同時に利用する試みは国内初。
大樹町は「ゼロカーボンシティ」宣言を掲げ、2050年までにCO2排出実質ゼロを目指している。町内で生産されたバイオメタンガスを地産地消し、短距離での輸送によってCO2排出も抑えることで、同町のカーボンニュートラル実現に貢献する。このバイオメタンガスは、エア・ウォーターが北海道十勝地方で製造から輸送、供給までのサプライチェーンを整備し、専用ガス吸蔵容器で大樹工場へ届けられる。
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