調査・データ国土交通省東北地方整備局は12月1日から、東北自動車道全線でトラック事業者を対象にした「降雪による遅れ時間を考慮した所要時間情報」の提供を始める。2017年度から7年間の予定で行われている冬季のみの社会実験で、情報提供は来年2月28日までとなる。
対象となる区間は、埼玉県の川口ジャンクション(JCT)-青森インターチェンジ(IC)間の670キロ。直近過去3か年のETCのデータと、気象庁の時間降雪量や予測降雪量などの統計データ、路面状況などを組み合せて所要時間を推計。パソコンやスマートフォンの専用サイトで利用区間の所要時間や到着時間を検索できるようにする。また、交通情報や工事規制などもリアルタイムで確認できる。
情報は、専用サイト以外にトラック協会のホームページや高速道路の休憩施設などでもみられる。
大型車を対象とした情報で、荷主とも状況を共有できることから、ドライバーからも好評で、1日当たりのアクセス数も年々増加。昨年度は1日当たり100件の利用があった。
同省は、利用者のアンケートからも情報の有効性やニーズを確認できたとしており、今後のサービスの本格運用も検討している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com