
(出所:APモラー・マースク)
荷主大手海運のAPモラー・マースク(マースク、デンマーク)は18日、同社コンテナ船「マースク・ハリファクス」の、二元燃料船への改造が完了したと発表した。
大型船をメタノールで運行可能な二元燃料船に改造するのは業界初で、同改造作業は中国の舟山新亜造船所で88日間にわたって行われ、10月末に完了した。
同船のエンジン改造は、MANエナジー・ソリューションズが担当し、機械部品の交換によりエンジンをメタノールで運転できるようにしたほか、新しい燃料タンク、燃料準備室、燃料供給システムを搭載した。加えて、燃料タンクを搭載するために船体が拡張され、全長は15メートル延長され368メートル、船腹容積は1万5000TEUから1万5690TEUに増加した。
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