ロジスティクス国土交通省は19日、アジアと欧州を結ぶ新たな物流ルート「中央回廊」を利用した実証輸送の参加事業者を発表した。
中央回廊は、中国、中央アジア、コーカサス地方、欧州を結ぶトラック、鉄道、水運を組み合わせた物流ルートで、従来のロシア経由やスエズ運河ルートに依存しない新たな輸送オプションとして、安定したグローバルサプライチェーンの構築を目指している。
今回選定された事業者は、東洋トランス(名古屋からイタリア・ジェノバへの塗料原料を輸送)、豊田通商(名古屋からトルコ・コジャエリ、フランス・ヴァランシエンヌへの自動車部品輸送)、グリーンワールドロジスティクス(博多からドイツ・デュイスブルクおよびトルコ・イスタンブールへの雑貨・生活用品輸送)の3社。
実証輸送は今月から2025年2月にかけて実施され、輸送コスト、リードタイム、品質、手続き、トレーサビリティーの検証が行われる。
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