
(出所:ヤッホーブルーイング)
認証・表彰ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)と信州名鉄運輸(松本市)は22日、長時間労働削減への取り組みが評価され、長野労働局から「ベストプラクティス企業」に選定されたと発表した。
ヤッホーブルーイングは、2021年3月から出荷から納品までのリードタイムの延長を実施。関東、中部、近畿地方を対象に、翌日納品から中一日納品へと切り替えた卸先が65%に達した。この取り組みにより、仕分け作業に余裕が生まれ、トラックの積載率向上や夜間作業の軽減が実現した。
また、受注状況をクラウド上で信州名鉄運輸と共有する仕組みを構築。これにより、受注締め切り前にピッキングを開始できるようになり、従来のプロセスに比べて待機時間を計240時間削減した。
ことし5月には、ヤッホーブルーイングの製品倉庫を長野県小諸市から佐久市へ移転。これにより、醸造所から倉庫までの輸送距離を短縮し、さらに信州名鉄運輸佐久支店での一元対応が可能となった。この移転により、年間輸送距離8040キロ、移動時間220時間が削減された。
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