ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、インド洋でコンテナ船海難事故

2013年6月18日 (火)

話題商船三井は17日、同社が運航するコンテナ船「MOLコンフォート」が同日正午頃(現地時間午前7時頃)、荒天下のインド洋をシンガポールからジェダに向け航行中に、北緯12度30分/東経60度付近で船体中央部に亀裂が生じ、ホールド内への浸水により自力航行不能に陥ったと発表した。

積載していたコンテナ貨物の一部が流出したか損傷を受けた可能性があり、詳細の確認を急いでいる。MOLコンフォート号の損傷は大きく、乗組員26人は救命ボートで退避、付近を航行中の他船に全員無事救助された。

同社は武藤光一社長を本部長とするM号重大海難対策本部を設置、「全社をあげて対応に当たっている」としている。

■MOLコンフォートの概要
船種:コンテナ船(8000TEU型)
積荷:コンテナ4382ユニット(7041TEU)
乗組員:26人(ロシア人11人、ウクライナ人1人、フィリピン人14人)
船籍:バハマ
就航年:2008年