
▲B24給油中のポコム12号(出所:NX商事)
環境・CSRNX商事(東京都港区)は25日、11月21日に五洋建設へ、船舶用バイオ燃料の供給を開始したと発表した。国内の港湾整備事業における大型作業船への本格的なバイオ燃料供給は初となる。
同社が供給したバイオ燃料は、廃食用油から製造したFAME(脂肪酸メチルエステル)をA重油に24%混合したB24燃料で、同燃料はエンジン換装などが不要な燃料(ドロップイン燃料)であることに加えて、CO2排出を24%削減できる。今回使用したFAMEはISCC認証(国際持続可能性カーボン認証)を得ており、国際的に認められた持続可能性基準にも準拠。
五洋建設は、バイオ燃料の使用によるCO2の排出削減は非常に有効な手段であると考え、東京湾の海洋土木工事におけるCO2排出削減の取り組みを推進するため、作業船「ポコム12号」でバイオ燃料を利用し、機器類への影響を検証したうえで、海上土木工事におけるCO2の排出削減を推進する。
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