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欧州の無人航空機飛行データ保守PJが実証段階に

2024年11月28日 (木)

調査・データTerra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は27日、子会社で運航管理システム開発のユニフライ(ベルギー)が欧州で参画するCertiflight(サーティフライト)プロジェクトが2周年を迎えたと発表した。同プロジェクトは、2024年11月からは実証実験フェーズに移行している。

Certiflightは、ヨーロッパのドローン規制枠組みを基盤に、低空域での飛行データの改ざん防止や信頼性向上を目的としており、衛星データなどを用いながら飛行データを暗号化し、ブロックチェーン技術で記録するプロジェクト。この技術により、目視外飛行を含む安全なドローン運航を可能になる。

ことし4月にはチェコ・プラハで技術検証が行われ、Certiflightデバイスの性能向上や位置情報の精度改善、サービスプラットフォーム間の連携強化が確認された。現在進行中の実証実験では、港湾監視や電線点検、農業、物流などの分野で技術評価を実施しており、特に港湾監視ではリアルタイム飛行データの可視化や安全対策強化が進められている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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