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認証・表彰国土交通省の物流パートナーシップ優良事業者表彰の発表が6日行われた。大賞にあたる国土交通大臣表彰には、輸送モジュールの標準化や検品レス納品などによる物流の効率化に取り組んだ鈴与（静岡市清水区）など11社が選ばれた。
受章したのは鈴与のほか、アース製薬、大塚倉庫、加藤産業、岐阜プラスチック工業、久原本家グループ本社、Ｊ-オイルミルズ、太陽化学、ロジパルエクスプレス、Mizkan Logitec、ライオン。
11社は、長距離輸送手段の確保とドライバーの労働環境改善を図るため、パレットをT11型に統一したほか、ボックスPLを使用するなど輸送モジュールを標準化。これまで大型トラックで個別に配送していた荷物を、トレーラーを使って複数荷主の荷物を混載して輸送できるようにした。
また、扱う製品をTC（通過型）からDC(在庫型)に転換し、納品先への輸送も共同配送化した。ASN（事前出荷通知）を使って納品時の検品を省略するなどして、食品メーカーの共同配送の効率化にも取り組んだ。
これらによって、CO2の排出量を最大で年間37.8%削減したほか、トラックなどの運行台数も最大1392台削減した。
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