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日鉄興和不動産、LOGIFRONT尼崎Vが着工

2024年12月9日 (月)

拠点・施設日鉄興和不動産(東京都港区)は9日、兵庫県尼崎市において近畿圏第6弾、LOGIFRONT尼崎I・II・III・IV、門真に次ぐ「LOGIFRONT尼崎V」(仮称)を着工したと発表した。

▲(仮称)LOGIFRONT尼崎Ⅴ完成予想図(出所:日鉄興和不動産)

同施設は、住友大阪セメントを土地所有者とする借地スキームを用いて、区画分割可能となるプランを前提とした1棟利用の専用物流センターとして開発推進し、2026年1月末に完成する。

立地面では、阪神高速道路5号湾岸線・尼崎東海岸インターチェンジ(IC)から1.8キロ、阪神高速道路3号神戸線・尼崎東ICから4.5キロに位置し、複数の高速アクセスを確保できる。また、大阪港・神戸港、伊丹空港へのアクセスも良好で、広域輸送が可能であるほか、都市部の地域配送においても利用頻度が高い主要幹線の第二阪神国道へ五合橋線経由で出ることができ、大阪市内中心部へのアクセスに優れている。

設備面では、1階に21台対応の片面バースを備えた地上4階建てBOX型の施設で、各階の有効天井高は7メートルを確保することで収容能力の増強を図ると共に、将来対応として2分割でも可能なプランになっている。荷物用エレベーターを2基、垂直搬送機・乗用エレベーターを各1基設置し、上下階の人や荷物の輸送に十分な能力を確保している。

また環境面への配慮として、同社グループ会社である日本製鉄と協働して、マスバランス方式を適用したグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」(エヌエスカーボレックス ニュートラル)を、鉄骨H形鋼の一部に採用している。マスバランス方式は、鉄鋼メーカーが実施した追加性のある削減プロジェクトによる温室効果ガス(GHG)排出削減量とCO2排出削減量を組織内でプールし、その削減量を任意の製品に配分して証書と共に供給する鉄鋼製品で、日本鉄鋼連盟が制定するガイドラインに準拠する。

LOGIFRONT尼崎Ⅴ(仮称)計画概要
所在地:兵庫県尼崎市東海岸町19-1
交通:阪神高速5号湾岸線尼崎東海岸ICから1.8キロ、阪神高速3号神戸線尼崎東ICから4.5キロ
敷地面積:6611.26平方メートル
延床面積:1万3808.18平方メートル
構造・階数:鉄骨造(S造)、地上4階BOX型
2024年12月着工、2026年1月末完成予定

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LOGISTICS TODAY編集部
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