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日産G国内取引社数5%減、生産減の影響か、TSR調べ

2024年12月10日 (火)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は10日、日産自動車グループの国内取引先調査の結果を公表した。

日産自動車グループ(日産G)によると、ことし1-10月の国内生産は54万5105台で、前年同期比7.4%減と苦戦。11月、グローバル生産能力20%削減、人員9000人削減など合理化を発表、経営再建に乗り出した。同社の分析によると、国内外で巨大なサプライチェーンを形成する日産Gの合理化策によって下請けだけでなく、その取引先まで影響が広がる可能性がある。

9日時点の国内取引先の合計は1万3283社で、6月の調査から半年で762社(5.4%減)減ったことがわかった。日産Gと直接・間接に取引のある企業は、産業別では製造業が5139社(構成比38.6%)で最も多く、6月に調査した5505社から6.6%減少。資本金別では、資本金1億円以上が3653社(同27.5%)に対し、資本金5000万円未満は7605社(同57.2%)と中小企業が多い。6月調査との比較では、資本金1億円以上は38社減(1%減)と小幅な減少にとどまったが、5000万円未満は610社減(7.4%減)と中小企業の減少が大きかった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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