サービス・商品出光興産は11日、燃料油の配車計画作成業務にAI(人工知能)と最適化モデルを活用した新システムを本格導入したと発表した。このシステムにより、配車計画作成時間が25%削減される見込みだ。
新システムでは、AIがサービスステーション(SS)ごとの需要予測を行い、最適化モデルがその予測に基づく計画配送やタンクローリーの配車を立案する。また、AIと最適化モデルが生成した配車計画を配車担当者が微調整する仕組みを採用しており、デジタル技術と人の知識を組み合わせることで、計画の質を維持しつつ効率化を実現する。
同社によれば、同社の配車担当者70人が、1日5000件の配送オーダーに対し、最大1800台のタンクローリーの積み合わせを考慮した配車計画を作成している。このプロセスでは、多くの条件を考慮する必要があり、これまで多大な時間を要していたという。
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