M&A山九(東京都中央区)は11日、プラントメンテナンス事業を手掛ける山陽工業(神戸市兵庫区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。具体的な買収額は公表していない。
山九の主力事業の一つ、プラントメンテナンス事業では、優秀な現場管理者や作業スタッフの不足などの課題を抱えており、化学プラントを中心に各種プラントのメンテナンス工事を担っている山陽工業を傘下にすることで、国内外での事業強化を図る。
山陽工業は1953年設立で、三井化学や出光興産、住友化学など主要な化学工業会社のプラント建設やメンテナンスに関わってきた。2024年3月期の売上高は56億円。
山九では、山陽工業の技術力を活用し、より迅速で高品質なサービスを提供するとしており、両社のリソースや人材の効率的な活用で、生産性の向上や競争力の強化を図る。
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