調査・データ大阪市が10日発表した港湾統計(速報)によると、7月の総取扱貨物量は前年同月比4.9%増の728万トンで、うち外貿貨物は同1.7%増の289万トン、内貿貨物は7.2%増の439万トンだった。
外貿貨物のうち、輸出は同1.2%減の71万トン。台湾、メキシコへの「鋼材」(同19.8%増)や、中国、マレーシアへの「紙・パルプ」(同31.8%増)などが増加した一方、韓国、中国への「産業機械」(同16.7%減)や、韓国、タイへの完成自動車(同9.9%減)などの減により、4か月ぶりの減少となった。
輸入は同2.6%増の218万トン。中国、シンガポールからの「衣服・身廻品・はきもの」(同12.2%減)や韓国、台湾からの「鋼材」(同27.4%減)などが減少したものの、フィリピン、韓国からの「木製品」(同50.2パーセント増)や中国、韓国からの「製造食品」(同13.8%増)などの増加により、4か月連続の増加となった。
外貿コンテナ貨物は、輸出が同3.1%減の64万トン、輸入が同6%増の203万トンで、総取扱量は同3.7%増の267万トンと4か月連続の増加。取扱コンテナ個数は、輸出が同3.7%増の8万TEU、輸入が同4.8%増の10万TEUで、総取扱個数は同4.3%増の17万TEUと4か月連続の増加だった。
内貿貨物は、移出が同14.6%増の201万トン、移入が同1.7%増の238万トンだった。
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