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大阪港、6月の取扱貨物量5.4%増、8か月連続プラス

2014年9月30日 (火)

調査・データ大阪市は9月30日、6月の大阪港湾統計(速報)を発表した。

入港隻数は1999隻(前年同月比5.8%増)、総トン数は936万総トン(6.9%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は295隻(2.8%増)、内航フェリー船は176隻(1.1%減)だった。

総取扱貨物量は717万トン(5.4%増)で8か月連続の増加。このうち外貿貨物は316万トン(9.3%増)と4か月連続の増加となり、内貿貨物も402万トン(2.6%増)となった。

外貿貨物のうち、輸出は82万トン(2.2%増)。電気機械(10.4%減)や産業機械(4.1%減)は減少したものの、ベトナム、韓国の取扱いが増加した再利用資材(12.5%増)や韓国の取扱いが増加した完成自動車(20.7%増)、マレーシア、シンガポールの取扱いが増加した自動車部品(22.6%増)などの増加で3か月連続の増加。

輸入は234万トン(11.9%増)となり、製材(17.3%減)や産業機械(3.7%減)は減少したものの、中国の取扱いが増加した電気機械(10.5%増)や中国、台湾の取扱いが増加した鋼材(30.3%増)、韓国、中国の取扱いが増加した金属製品(23.6%増)などの増加で2か月ぶりのプラスとなった。

外貿コンテナ貨物は輸出が67万トン(3.9%増)と15か月連続の増加、輸入が208万トン(7.2%増)と3か月ぶりの増加となり、月間取扱量は275万トン(6.3%増)だった。コンテナ個数は、輸出が8万5000TEU(11.2%増)、輸入が9万9000TEU(4.7%増)で月間取扱個数は18万4000TEU(7.6%増)となり、2か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は、移出が175万トン(1.1%増)で2か月ぶりの増加、移入が227万トン(3.8%増)で8か月連続の増加。フェリー貨物は268万トン(1.1%増)で8か月連続の増加となり、乗降人員は5万人(2.5%減)だった。