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大阪港、8月取扱貨物は前年比8.2%増

2022年1月18日 (火)

(イメージ)

調査・データ大阪市が14日に発表した港湾統計によると、2021年8月の大阪港の総取扱貨物量は701万トンで、前年同月比で8.2%増加した。このうち、外貿貨物は299万トン(同8%増)、内貿貨物は402万トン(8.4%増)だった。

外貿貨物の輸出は67万トン(1.2%増)で6か月連続の増加。韓国・インドネシア向けの化学薬品、ベトナム・タイ向けの金属くず(41.9%減)などが停滞した一方で、韓国・中国向けの染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(35.6%増)や紙・パルプ(49.2%増)などが伸長した。

輸入は233万トン(10.2%増)で5か月連続の増加。韓国・中国からの鋼材(15.4%減)や韓国・台湾からの製材(12.2%減)などが減少し、中国・台湾からの木製品(69.2%増)や中国・香港からの電気機械(16.5%増)が増加した。

外貿コンテナ貨物は輸出が62万トン(6.9%増)、輸入が220万トン(14.8%増)で、合わせて282万トン(13%増)と大幅に増加した。取扱コンテナ個数は、輸出が8万TEU(7%増)、輸入が10万TEU(14.6%増)で、合計19万TEU(11.1%増)と3か月ぶりに増加した。

また、同月の入港隻数は1754隻(5.7%増)で、総トン数は838万総トン(2.9%減)。このうち外航フルコンテナ船は263隻(8.4%減)、内航フェリー船は154隻(0.6%減)だった。