大阪港湾、6月取扱貨物量は5％増

調査・データ大阪市が7日発表した港湾統計（速報）によると、6月の総取扱貨物量は前年同月比5.0％増の688万トンで、うち外貿貨物は同3.3％増の284万トン、内貿貨物は6.2％増の405万トンだった。

外貿貨物のうち、輸出は同0.3％増の75万トン。韓国、中国への「染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品」（同6.1％増）、台湾、タイへの「金属くず」（同21.4％増）の増加が寄与した。一方で韓国、中国への「鋼材」（同17.3減）、韓国、中国（香港）への「産業機械」（同6.4％減）などは減少した。

輸入は同4.5％増の209万トン。中国、韓国からの「鋼材」（同5.4％増）、タイ、台湾からの「産業機械」（同6％増）などが増加に寄与した。一方、中国、マレーシアからの「衣服・身廻品・はきもの」（同9.8％減）、中国、マレーシアからの「化学薬品」（同6.4％減）などは減少した。

外貿コンテナ貨物は輸出が同1.8％増の66万トン、輸入が同4.7％増の189万トンで、総取扱量は同3.9％増の255万トンと3か月連続の増加。取扱コンテナ個数は輸出が同0.4％増の8万TEU、輸入が同4.4％増の9万TEUで、総取扱個数は同2.5％増の17万TEUと、3か月連続の増加だった。

内貿貨物は移出が同8.4％増の176万トン、移入が同4.6％増の229万トンだった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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