ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR東と三菱UFJがスタートアップ支援で連携

2024年12月12日 (木)

M&A東日本旅客鉄道(JR東日本)と三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行は12日、JR品川駅周辺に整備される「TAKANAWA GATEWAY CITY」での広域スタートアップエコシステム構築に向けて、10年間のパートナーシップ協定を締結したと発表した。エリア内に整備されるビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub」(LiSH)を活用するスタートアップなどの成長を支援する。

品川駅周辺再開発の一部、TAKANAWA GATEWAY CITYは来年3月にまちびらきする予定で、LiSHはTHE LINKPILLAR 1 NORTHなど3つのビルに3か所設置される。施設はさまざまな業種のスタートアップが利用でき、大学や弁理士、弁護士、税理士などの専門家の支援も受けられる。

JR東日本では、同エリアを中心にスタートアップが互いに連携や協業を進めるエコシステムの形成を目指しており、スタートアップを支援するベンチャーキャピタル「高輪地球益ファンド」も設立した。

3社は今後、連携協定に基づき、「環境・モビリティ(ロボティクス)・ヘルスケア」の重点テーマに関連するスタートアップへの支援を行うほか、テーマに沿ったイベントなどを共催する。

また、自社の戦略的課題を解決するためにベンチャー企業の顧客となる「ベンチャークライアントモデル」を日本の実情にあった形で普及させるための取り組みも進める。

3社は「JR東日本グループと三菱UFJフィナンシャル・グループがそれぞれ持つネットワークなどを掛け合わせることで、TAKANAWA GATEWAY CITYを舞台に、社会課題の解決と心豊かで活力ある社会の実現を目指す」としている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com