M&Aアルプス物流(横浜市港北区)は16日、ロジスティード(東京都中央区)によるTOBが今年10月に成立したのを受け、17日付けで東京証券取引所プライム市場において上場廃止になると発表した。
アルプス物流はアルプス電気(現アルプスアルパイン・東京都大田区)の製品の運送や保管、梱包資材販売の会社として設立され、その後、アルプス電気の資本参加などを経て、1987年に現在の社名となった。
今回のTOBによって、同社の株式の80%をロジスティードが、残り20%をアルプスアルパインが所有することになり、上場の基準を満たさなくなったため、上場廃止となった。
今後、同社はロジスティードの子会社として、グループの販売網や輸送網などを活用しながら、これまで手薄だった西日本でも事業を積極的に展開するとともに、海外での電子部品物流事業の強化を図る。
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