ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近畿運輸局、大雪時の運送依頼で荷主へ協力依頼

2024年12月18日 (水)

行政・団体近畿運輸局は17日、大雪など異常気象時の運送依頼について荷主関係団体への協力依頼を行った。

大雪などの異常気象による突発的な道路状況の変化が生じた場合であっても、運行経路の変更や運送の中止を行う場合には、荷主の承諾を得る必要がある。しかし昨今の大雪時においては、高速道路や主要国道で大規模な車両の立ち往生が発生し、大型トラックが滞留の原因となったことが確認されており、同局は物流機能の維持とトラック事業者や運転者の生命・身体を守るための依頼事項をまとめた。

依頼事項はまず、大雪などの異常気象による突発的な事象により、運行経路の変更や運送の中止の必要が生じ、その原因となった事象がやむを得ないと認められる場合には、運行経路の変更などを認めること。また、運送に支障を来すことが予め予想される場合には、物流拠点に留置する在庫の積み増しや予定されていた運送時間の前倒し、運送可能域内での物資の融通を行うことに対して協力を依頼した。

また、「異常気象時における運送依頼」は、トラック・物流Gメンによる是正指導(働きかけ、要請、勧告・社名公表)の対象となる「違反原因行為」に該当する場合があることも併せて周知した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com