拠点・施設三菱ケミカルグループは20日、香川事業所(香川県坂出市)においてリチウムイオン電池(LIB)向け負極材の生産能力を増強すると発表した。新設備は2026年10月の稼働開始を予定している。

▲香川事務所外観(出所:三菱ケミカルグループ)
負極材は電池性能を左右する主要部材であり、同社は天然系黒鉛を用いた製品で優位性を持つ。独自の技術開発により、従来課題とされていた膨張問題を克服し、人造系黒鉛を上回る性能を実現した。
同社はこの新技術を基盤に、カーボンニュートラルの実現とサプライチェーンの強化を目指す。今回の生産能力増強により、年間1万1000トンの負極材を供給可能とし、電動モビリティ市場の需要増加に対応する。
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