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全ト協、降積雪期の輸送安全確保について周知

2024年12月24日 (火)

行政・団体全日本トラック協会は23日、降積雪期における輸送の安全確保について、国土交通省からの通達を周知した。

トラック事業者に対しては、気象情報や道路における降雪状況などを適時に把握し、対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すよう呼びかけ。対策としては、災害発生時の社内における連絡体制の確認や、冬用タイヤの装着・チェーンの携行や装着の徹底するようにとした。また、冬用タイヤの日常点検や、乗務員に適切な指示を行うこと、積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること、乗務員に対して安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底することとした。

さらに、気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、運行の中止などの指示を行うとともに、宅配便の集配荷の休止などサービスの停止に係る情報については、ホームページなどを通じて利用者に分かりやすく情報提供することとした。

また、大型車の車両脱輪事故を防止するため、スタッドレスタイヤへの交換時などに、ホイール・ボルトの誤組防止、ワッシャ付きホイール・ナットの点検、清掃や各部位への潤滑剤の塗布、締付トルクの管理、タイヤ脱着作業後の増し締めなどを確実に行うよう注意喚起した。

国土交通省は、冬用タイヤ未装着などにより事業用自動車が立ち往生した場合、運送事業者に対する監査を行い、輸送の安全を確保するための措置が不十分を判断されれば、行政処分対象となることも併せて周知した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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