
(出所:NEXCO西日本)
サービス・商品東日本高速道路と中日本高速道路、西日本高速道路のNEXCO各社は25日、高速道路の一部のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に試験導入されている大型車専用「短時間限定駐車マス」について、一定の効果が確認されたことから新たに24施設に導入すると発表した。また、時間を超えて駐車する車両も見られるため、AIで駐車時間を判定して、長時間駐車しているドライバーに注意を促す。
各NEXCOでは、高速道路の駐車マス不足の対策として、大型車両を対象とした60分限定の駐車マスを設ける実証実験を2023年11月から順次始めており、現在11の休憩施設に、短時間限定駐車マスが設けられている。
導入後の効果を検証した結果、60分以内の利用台数が、運用開始前の1日174台から306台に増加。1マス当たりの回転率も1日3.3台から9.9台に向上するなどの効果が見られた。
こうしたことから、東北道や東名高速、山陽道、中国道、九州道などの24施設に、新たに短時間限定駐車マスを導入することになった。導入時期は未定で、各社は改めて日時を公表する。
一方で、短時間限定駐車マスに60分以上駐車する車両もみられることから、東北道・蓮田SAと東名高速・足柄SA、九州道・古賀SAにAIを使った駐車時間判定装置を導入する。駐車マスの映像からAIが駐車時間を判定する仕組みで、60分を超えて車両が駐車している駐車マスを施設内のモニターに表示して、ドライバーに60分以内の利用を呼び掛ける。
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