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経団連会長、成長と分配の好循環実現目指す

2025年1月6日 (月)

行政・団体経団連は、2024年の新年にあたり会長・十倉雅和氏が新年メッセージを発表した。同メッセージでは、日本経済の現状と未来に向けた課題、具体的な施策、ならびに「成長と分配の好循環」実現に向けた取り組みが示された。

同会長は、日本経済が30年ぶりの賃金引き上げや設備投資の拡大に支えられ成長を遂げている現状を強調した一方で、さらなる成長を実現するためには、グリーントランスフォーメーション(GX)の推進が必要不可欠であると述べた。そのためには、再生可能エネルギーの活用や既存原発の再稼働、高速炉など次世代技術の開発を通じた安価で安定したエネルギー供給の確保が課題であるという。

分配政策については、賃金引き上げの継続を消費の拡大に結びつけるため、国民の将来不安を払拭する施策が必要であるとし、社会保障制度の改革を柱に据え、「全世代型社会保障」の構築と税制改革を進める方針を表明した。また、24年を賃金引き上げの「加速」の年、25年をその流れを「定着」させる年と位置付け、経済成長と所得分配の両立を目指すとした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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