荷主ダイキン工業は6日、2025年を最終年度とする戦略経営計画「FUSION25」の目標達成と、次期計画「FUSION30」の策定に向けた年頭方針を発表した。
同社が直面する経営課題には、各国の保護主義的政策によるサプライチェーン(SC)分断や、コストと性能を両立する市場競争の激化が挙げられ、物流効率の向上や供給体制の最適化を課題解決の柱に据えている。具体的には、物流拠点の再編やAI(人工知能)を活用した在庫管理の強化など、迅速な施策展開により市場ニーズに即応する体制を構築している。
さらに同会長は、実行力と先見性を持った組織文化の育成を重視する姿勢を示し、社員一人ひとりが主体性を発揮し、変化に対応する複数のシナリオを描くことが不可欠とした。また、「挑戦を通じて個々の成長が組織の成長につながる」と述べ、2025年の干支「巳」に象徴される「再生と進化」の精神で、常に進化し続ける企業を目指すと締めくくった。
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