拠点・施設カルビーは6日、広島県広島市佐伯区に建設した新工場「せとうち広島工場」が1月13日から操業を開始すると発表した。

▲せとうち広島工場外観(出所:カルビー)
新工場は再生可能エネルギーや循環型エネルギーシステムを導入し、環境負荷の大幅な低減を目指す。具体的には、温室効果ガス(GHG)排出量を50%、廃棄物排出量を50%、水使用量を30%削減する計画だ。また、使用済みじゃがいもをメタン発酵させるシステムや廃蒸気の再利用など、省エネ・廃棄物削減に貢献する技術を採用。電力は再生可能エネルギー由来のCO2フリー電力を100%活用する。同工場の年間生産能力は280億円で、ポテトチップスやじゃがビーなどの製品を生産する。
物流面では、IoT(モノのインターネット)技術を活用した自動化が進められており、原材料や包装資材を無人搬送車(AGV)が運搬する仕組みを構築し、効率性の向上だけでなく、製造ラインの遠隔監視やリモートワークの導入も可能になる。
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