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カルビー、広島・佐伯区に生産拠点を移転集約

2023年2月22日 (水)

拠点・施設カルビーは21日、広島市佐伯区で2024年12月に稼働を始めるポテトチップスなどを製造する新工場の建設計画を発表した。現在の広島西工場を移転し拡張するとともに、37年以降に広島工場(広島県廿日市市)も移転・集約する予定。

▲新工場の完成イメージ(出所:カルビー)

新工場は生産棟が鉄骨4階建てで延床面積は5万1164平方メートル、原料供給棟が鉄骨平屋建ての同3675平方メートルで構成される。設備投資額は520億円。DX(デジタルトランスフォーメーション)や地球環境に配慮した設備を導入し、環境負荷の低減や生産効率の向上を図る。

具体的には、生産ラインの自動化・省力化を進めるとともに、湖南工場(滋賀県湖南市)に実装しているIoT(モノのインターネット)技術を活用した次世代工場モデルを横展開。より高度な品質管理や高効率な多品種少量生産だけでなく、将来的に生産ラインの遠隔監視によるリモートワークも導入を進める。これらの施策導入により、従業員1人当たりの労働生産性が60%向上することが期待されるという。

また、再生可能エネルギーや循環型エネルギーシステムも導入。排熱や排水、廃棄物を有効に活用して環境面に配慮する。再エネ由来のCO2フリー電力も調達し、再エネ電力100%実現を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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