サービス・商品アンビ・ロボティクス(米国)は7日、物流業界向けに開発した新たなAI(人工知能)基盤モデル「PRIME-1」の運用を開始したと発表した。
PRIME-1は、実際の倉庫で運用されるロボットを対象に、3D認識、荷物のピックアップ、品質管理など幅広い業務に対応することが可能で、性能向上とシステムの信頼性を強化する設計となっている。
PRIME-1は、15万時間以上にわたり運用されたロボット群のデータをもとに、2000万枚以上の実画像を用いてトレーニングされた。このAIモデルは、3D推論における汎用的な特徴を学習し、深度推定やロボットによるピッキングなどの高度な作業に応用可能である。また、未ラベルデータの大量利用による事前学習が性能を飛躍的に向上させ、従来モデルを大きく上回る成果を実現している。これにより、物流業界が直面するスピードと精度の両立という課題に対応できる。
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