
▲LOGI FLAG TECH 名古屋みなとIイメージパース(出所:霞ヶ関キャピタル)
拠点・施設霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)は9日、同社がアセットマネジメントとプロジェクトマネジメント業務を受託している「LOGI FLAG TECH 名古屋みなとI」(名古屋市港区)が着工したと発表した。2026年5月の完成を予定している。
同施設は、物流業界の課題となっている労働力不足に対応し、冷凍倉庫の労働環境を改善するため、自動ラックを設置した「冷凍自動倉庫」。
また、2030年のフロン規制を見据えて自然冷媒を用いた冷却機を採用。屋根には太陽光発電パネルを敷設して再生可能エネルギーを用いた電力供給を行う。さらに、物流機能だけでなく、地域交流の場としてカフェやマルシェを併設する予定で、災害時には防災備蓄品を備えた避難スペースを提供し、地域の安全にも貢献する。
同施設が建設される野跡地区は、伊勢湾岸自動車道・名港中央インターチェンジ(IC)から3.3キロに位置し、物流施設として利便性が高い。このため、関東や関西の大型消費地への効率的な輸送が可能で、中継地点としての機能も持つ。
また、施設の正面には名古屋臨海高速鉄道・野跡駅があり、通勤もしやすいため、人材確保においても有利な立地条件となっている。
敷地面積:7083.32平方メートル
延床面積:2万1600.97平方メートル
構造:2階建て、鉄骨造
完成:2026年5月
アクセス:伊勢湾岸自動車道・名港中央ICから3.3キロ、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)・野跡駅すぐ
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