
▲表示予定のラベル(出所:国土交通省)
行政・団体国土交通省は10日、道路運送車両の保安基準を改正し、EV(電気自動車)トラックおよびバスへの識別ラベル表示を義務化すると発表した。
この措置は、2050年カーボンニュートラルの達成を目指したEV普及が進む中、火災や事故発生時の消防・救助活動を迅速化する目的で実施される。新基準は26年9月以降、段階的に適用される。
今回の改正では、バスおよび車両総重量3.5トンを超えるトラックに対し、前部および左右側面(バスは後部を含む)に、電気自動車を示す専用ラベルを取り付けることを義務付けた。このラベルは、高電圧で作動する原動機を搭載した車両を識別するためのもので、国際標準規格ISO 17840-4:2018に準拠したデザインとなる。
新型車には26年9月1日から、継続生産車には27年9月1日から順次適用される予定だ。この改正により、物流現場での災害対応効率が大幅に向上すると見込まれる。
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