調査・データEC(電子商取引)サイトのマーケティング支援ソフトの開発を手掛けるシナブル(東京都豊島区)は15日、「食品ECサイト」の利用実態調査の結果を公表した。サイト利用者の7割が普段の食事用として商品を購入しており、価格や送料、ポイントの有無などを重視していた。
調査は先月9日から11日まで、インターネットを通じて実施。月1回以上、ECサイトで食品を購入すると答えたモニター1065人から回答を得た。
ECサイトで食品を購入する頻度については、「1か月に1回」が35.9%で最も多く、次いで「1週間に1回」が17.6%、「2週間に1回」が15.9%だった。
利用目的を複数回答で尋ねたところ、「普段の食事用」が74.9%で最も多く、次いで「自分へのごほうび」27.5%、「特別な食品のお取り寄せ」25.9%となった。
利用する理由については、「外出せずに購入できるから」が54.2%で最も多く、次いで「いつでも注文できるから」46.0%、「自宅まで届けてくれるから」44.5%となった。
購入することが多い食品を複数回答で尋ねたところ、米・雑穀が多く、「菓子」や「惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品」も多かった。購入理由は「米・雑穀」は「重量があるので配達してもらえると助かる」「まとめ買いができる」が多く、「菓子」と「惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品」は「普段手にはいらないものを大量に購入できる」「地元で購入できないものが手に入る」といった声があった。
「購入する際、重視することは何か」(複数回答)という問いに対しては「価格」が56.1%で最も多く、次いで「送料」44.2%、「ポイントが付くかどうか」が29.5%となった。また、「送料が無料かどうかをどれくらい重視するか」との問いには、「とても重視する」52.9%、「やや重視する」37.8%で9割が重視するとした。
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