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国交省、サイバーポートでコンテナ追跡が可能に

2025年1月16日 (木)

サービス・商品国土交通省港湾局は15日、民間事業者間の港湾物流手続の電子化を推進するプラットフォーム「Cyber Port(サイバーポート)」に、日本を発着する輸出入コンテナ貨物について、海外における輸送状況を一元的にリアルタイムで把握できるトラッキング機能を実装したと発表した。

コロナ禍以降、コンテナ貨物輸送状況の可視化やコンテナ貨物到着遅延リスクの予見性を求める声が高まっていたものの、輸送情報を確認するには船社によって異なるホームページにアクセスした上で検索に必要な情報をその都度入力する必要があった。

今回の機能実装により、輸出入ともに空コンテナピックアップから空コンテナ返却までの追跡が可能となった。輸出の場合は国内港湾を出港した後、輸入の場合は国内港湾に入港するまでの海外における貨物輸送情報を一元的に閲覧可能。この貨物輸送情報には、トランシップ(積み替え)港における状況や輸送後の空コンテナの返却状況などの情報も含まれる。

現時点ではオーシャンネットワークエクスプレス(ONE、シンガポール)とMSC(スイス)の2社のみの利用となるが、今後対象船社を拡大する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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