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タイガー魔法瓶、ステンレス断熱パネルを万博で展示

2025年1月20日 (月)

▲ステンレス密封真空断熱パネル(出所:タイガー魔法瓶)

サービス・商品タイガー魔法瓶(大阪府門真市)は20日、今年大阪で開催される大阪・関西万博で「ステンレス密封真空断熱パネル技術」の一部を展示すると発表した。魔法瓶の技術を応用したステンレス製断熱パネルで、30年以上の長期間、真空断熱状態を維持できる。

従来の真空断熱材は、時間が経つにつれ真空度が徐々に低下するほか、燃焼する素材が使われているという課題があった。そこで、同社は魔法瓶の技術を応用し、薄いステンレス素材を使用することで、30年以上という長期間の真空断熱状態の維持を可能にした。また、全体がステンレスで覆われているため、燃える心配もない。

同社は、大阪府の「カーボンニュートラル技術開発・実証事業」の支援を受けて、この技術の開発に取り組んだ。

展示が行われるのは、万博会場内の展示場「フューチャーライフエクスペリエンス」で、期間は10月7日から13日まで。開催期間中、開発したパネルを使った保冷ボックスを、万博関連の物資の保管や輸送に使用する。

今後、鉄道・航空コンテナや建築物の断熱材としての活用を図り、事業化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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