調査・データタイガー魔法瓶(大阪府門真市)は29日、大阪・関西万博会場内の保冷輸送で新開発の「ステンレス密封真空断熱パネル」を採用した保冷輸送器材に関するメディア向け取材会を28日に開催したと発表した。
同社は日本通運(東京都千代田区)、岐阜プラスチック工業(岐阜県岐阜市)と共同で、真空断熱ロールボックスと真空断熱プロテクトボックス「プロテクトBOXサーマル」を会場内で運用開始。真空断熱リーファーコンテナも今後導入を検討している。
新技術は従来の断熱材と比べて薄い厚みでも高い断熱効果を発揮し、ステンレス採用により不燃性と長期間の高断熱性維持を実現した。万博では温度データの取得・分析を行い、プロテクトBOXサーマルは2026年度の商品化を目指す。食品・医薬品・電子部品・美術品など幅広い分野での展開が期待される。

(出所:タイガー魔法瓶)
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