調査・データ名古屋港管理組合(名古屋市港区)は21日、10月の名古屋港統計速報を発表した。
発表によると、入港船舶の隻数は2366隻(前年同月比5.4%減)、総トン数は1905万トン(同3.8%減)で減少した。一方、外航コンテナ船の隻数は329隻(1.5%減)で5か月連続の減少となった。
総取扱貨物量は1391万トン(1.2%減)と2か月ぶりに減少。外貿貨物量は983万トン(0.5%増)で前年並みだった。その中で輸出貨物量は、完成自動車203万トン(19.8%増)や自動車部品75万トン(1.3%増)が増加し、418万トン(同10.8%増)で5か月ぶりに増加した。輸入貨物量は鉄鉱石92万トン(15.5%減)やLNG(液化天然ガス)87万トン(23.8%減)などが減少し、566万トン(5.9%減)と4か月ぶりに減少した。
内貿貨物量は、408万トン(5%減)と3か月連続で減少した。このうち移出貨物量は205万トン(5.2%減)で3か月連続で減少、移入貨物量は203万トン(4.8%減)で5か月連続で減少となった。
外貿コンテナ貨物量は416万トン(2.7%増)と2か月連続で増加。輸出コンテナ貨物量は、自動車部品75万トン(1.3%増)や産業機械23万トン(6.7%増)などが増加し、209万トン(1.3%増)と3か月ぶりに増加した。輸入コンテナ貨物量は、衣服・身廻品・はきもの28万トン(6.2%増)やその他化学工業品17万トン(21%増)などが増加し、207万トン(4.3%増)と2か月連続で増加となった。
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