調査・データ名古屋港管理組合(名古屋市港区)は12日、8月の名古屋港統計速報を発表した。
発表によると、入港船舶の隻数は2038隻(前年同月比3.5%減)、総トン数は1637万トン(同5.2%減)で減少した。外航コンテナ船の隻数は316隻(同1.6%減)で3か月連続の減少となった。
総取扱貨物量は1220万トン(同0.5%減)と前年並み。外貿貨物量は889万トン(同 1.0%増)で2か月連続の増加となった。その中で輸出貨物量は、完成自動車138万トン(同7.6%減)や自動車部品 62 万トン(同3.6%減)などが減少し、323万トン(同4.4%減)と3か月連続で減少した。輸入貨物量はLNG(液化天然ガス)142万トン(同42.6%増)や原油75万トン(同5.2%増)などが増加、566万トン(同4.4%増)と2か月連続で増加した。
内貿貨物量は331万トン(同4.3%減)と2か月ぶりに減少。このうち移出貨物量は168万トン(同2.6%減)で 2か月ぶりに減少し、移入貨物量は163万トン(同6.0%減)で3か月連続で減少となった。
外貿コンテナ貨物量は、348万トン(同2.9%減)と 10か月ぶりに減少。輸出コンテナ貨物量は、自動車部品 62万トン(同3.5%減)や完成自動車18万トン(同17.4%減)などが減少し、167万トン(同3.9%減)と2か月ぶりに減少した。輸入コンテナ貨物量は、衣服・身廻品・はきもの22万トン(同14.8%減)や輸送用容器13万トン(同2.3%減)などが減少し、181万トン(同2.0%減)と5か月ぶりに減少した。
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