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国交省、船舶産業の省人・効率化DX実証事業を募集

2025年1月22日 (水)

公募・入札国土交通省は22日、船舶産業の省人化・効率化を目的に、船舶・舶用機器の製造工程においてロボット・機械などにより人が行っている複雑な作業を自動化・最適化することで省人化や工数削減を図る技術、DX(デジタルトランスフォーメーション)オートメーション技術の開発・実証事業を募集すると発表した。

募集の背景として、船舶産業において世界的な建造需要の増加が見込まれ、カーボンニュートラル船をはじめとする多様で複雑な次世代船舶への対応が求められている。一方、日本全体の人口減少に伴い人手不足の深刻化が見込まれ、複雑な船舶を少ない人手で効率よく建造するための体制の構築が必要となっている。

応募された事業については有識者からなる評価委員会にて評価を行った上で、採択された事業に対して費用の一部を補助する。また、本補助金によって開発・実証された技術を広く普及させることにより、船舶産業全体の効率化と人手不足への対応を図る。

対象は造船事業者または舶用工業事業者で、予算額は2億円。補助率は事業経費の2分の1以内で、補助上限額は原則として1事業あたり最大7000万円。事業期間は令和7年度末まで。

スケジュールは、オンライン説明会が1月27日13時30分から。応募締切が2月27日17時必着。評価委員会が3月6日に予定されており、事業の採択が3月中旬ごろとなる予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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