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サカイ、森林保全に協力できるエシカル引越を開始

2025年1月23日 (木)

サービス・商品気候変動問題への対策に取り組むParamita(東京都新宿区)は23日、サカイ引越センター(堺市堺区)と共同で、希望者が支払った引っ越し料金の一部をカーボンクレジットの購入代に充てる「エシカル引越」を開始したと発表した。

Paramitaは、カーボンクレジットに紐づけられたデジタルアートを使い、二酸化炭素の排出量削減に取り組む企業で、気候変動問題を解決するプラットフォーム「SINRA」を運営しており、エシカル引越もこの仕組みを活用している。

エシカル引越の利用希望者は通常の引越料金に1000円(税込み)の追加費用を負担。費用は国が認証するカーボンクレジット「Jクレジット」の購入代金となる。

具体的には、昨年7月にサカイ引越センターが協定を締結した三重県尾鷲市の森林保全や生態系の再生活動に役立てられ、引越にともなう二酸化炭素排出量の一部がオフセット(相殺)される。申し込んだ顧客には、エシカル引越の証明となるデジタルアートが送られる。

デジタルアートはブロックチェーン技術を使ったNFTアートで、コピーや改竄ができない。尾鷲市をテーマにしたデザインになっており、ランダムに配布される。

サカイ引越センターによると、同社が年間に手掛ける引っ越し件数は80万件で、CO2の排出量は年間4万5000トンとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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