環境・CSRサカイ引越センターは3月31日、paramita(パラミタ、東京都新宿区)と提携し、法人向けサービス「エシカル引越 for Business」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、企業の転勤や社宅入退去に伴うCO2排出量をカーボンクレジットで相殺する仕組みで、引越1件につき1100円を追加することで排出量を実質ゼロにする。1件あたりの排出量は平均0.056トンCO2で、国が認証するJ-クレジットを活用する。オフセット証明書の発行にも対応し、ESGレポートなどに活用できる。
対象は社員の転勤や新卒入社時の引越、社宅入退去、拠点再編など幅広い用途に対応する。カーボンクレジットの対象地域は三重県尾鷲市や鹿児島県龍郷町などで、今後は対象エリアを拡大する方針。

▲カーボンクレジットの対象エリアの1つの三重県尾鷲市のみんなの森流域(出所:サカイ引越センター)
企業ではサプライチェーン全体での温室効果ガス削減が求められるなか、転勤に伴う排出は対策が進んでいない領域とされる。今回の取り組みは、日常業務の中で脱炭素対応を進める手段として、企業の環境対応の選択肢拡大につながるとみられる。
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