調査・データ日本労働組合総連合会(連合)は23日、15歳以上のスポットワークで働いている人またはスポットワークで働いたことがある人1000人を対象として行った「スポットワークに関する調査2025」の結果を公表した。
スポットワークで従事したことがある仕事の内容を聞いたところ、もっとも回答が多かったのは「倉庫作業員(梱包・ピッキング・仕分け・検品や搬出入作業など)」(27.5%)。次いで、「飲食店スタッフ(ホール・キッチン・洗い場など)」(21%)、「イベントスタッフ(会場設営、チラシ配布、誘導など)」(17.2%)などが挙げられた。
世代別にでは30代で最も経験者が多かったのは「倉庫作業員(梱包・ピッキング・仕分け・検品や搬出入作業など)」(33.5%だった。
働いている際に仕事上のトラブルを経験することはあるか(あったか)聞いたところ、「トラブルを経験している(経験した)」は46.8%。トラブルを経験した人(468人)に内容を聞いたところ、「仕事内容が求人情報と違った」(19.2%)が最も高かった。次いで「業務に関して十分な指示や教育がなかった」(17.7%)、「一方的にスポットワークサービスの利用を停止・制限された」(16.9%)、「労働条件(賃金や労働時間など)が求人情報と違った」(16.5%)、「同じ職場の他の労働者と労働条件が違う」(16%)だった。
また、スポットワークの就業環境について、どのようなことが必要だと感じるか聞いたところ「業務内容についての十分な説明」(19.1%)が最も高くなった。次いで、「就業条件(賃金など)の向上」(18.3%)、「嫌がらせやハラスメントに対する就業先の通報窓口の整備や周知」(17.9%)となった。
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