荷主AMATAMA(名古屋市昭和区)とfuku(東京都中央区)は1月31日、生成AI技術を活用した次世代ヒューマノイド・ロボットの制御システム開発を行うと発表した。階層型コンピューティング技術を基盤とし、より効率的な制御と連携を目指す。
この研究開発は、同社が進める階層型コンピューティング(ハイアラーキカル・アーキテクチャ)によるロボット制御技術にfukuの生成AIアルゴリズムが統合される形で実施される。
ヒューマノイドの全身各部位に配置された小型コンピュータが、各層の役割に応じた情報交換を行い、基盤モデルのAIが全体制御を担う。これにより、ヒューマノイドの神経系に類似した高度な制御が可能となり、センサーの増加や電力効率化が期待されている。
ヒューマノイドロボットは2028年ごろから倉庫や工場での軽量荷物の運搬や警備の見回りなど、人間の軽作業を置き換える用途で普及していくと予想されており、30年には5兆4600億円(フォーブズ予想)、35年には24兆円(ゴールドマンサックス予想)の市場が登場すると言われている。
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