
▲WALRE宇都宮(出所:ニッコンホールディングス)
拠点・施設ニッコンホールディングスは1月29日、物流施設の新ブランド「WALRE(ウォーレ)」を展開し、その第1号施設となる「WALRE宇都宮」が栃木県宇都宮市で完成したと発表した。同施設は1月7日に完成し、すでにテナントが入居し業務を開始している。
「WALRE」は「Warehouse And Logistics Real Estate」の頭文字を組み合わせた造語で、同社の物流施設を統一ブランドとして展開する狙いがある。「WALRE宇都宮」は、延床面積4万3384平方メートル、地上2階建ての施設で、倉庫耐荷重1.5トン/平方メートル、梁下有効高6メートルを確保。40台分の接車バース、貨物用エレベーター2基、乗用エレベーター2基を備え、物流オペレーションの効率化を図る。
▲左:垂直搬送機、右:トラックアンローダー(出所:ニッコンホールディングス)
また、省人化・省力化のために垂直搬送機を7台導入し、そのうち3台にはトラックアンローダーを併設。自家消費向けの太陽光発電設備(800キロワット時)を設置し、環境負荷の低減にも配慮している。さらに、電動ドックレベラーや作業用空調、非常用自家発電装置の追加導入にも対応可能な設計となっている。
・完成日:2025年1月7日
・構造規模:RC+S造 地上2階建
・敷地面積:3万9526.07平方メートル
・建築面積:2万1913.43平方メートル
・延床面積:4万3384.77平方メートル
・倉庫耐荷重:1.5トン/平方メートル
・梁下有効高:6メートル(シーリングファン設置箇所は5.6メートル)
・垂直搬送機:7台(うち3台はトラックアンローダー併設)
・貨物用エレベーター:2台(最大積載荷重3.5トン 高さ3.0メートル 横幅3.0メートル 奥行4.0メートル)
・接車バース:40台(トラックアンローダー専用バース含む)
・駐車場:乗用車111台 トラック待機場20台
・太陽光発電設備:800キロワット時(自家消費向け)
・追加設備対応:電動ドックレベラー 作業用空調 非常用自家発電装置
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