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政投銀、日本貨物航空に環境格付融資を実行

2013年8月9日 (金)

ロジスティクス日本政策投資銀行は9日、日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)に対し、航空運送事業者で初めて「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した、と発表した。

同行はNCAが、(1)従来機と比較してCO2排出量や騒音レベルを大幅に改善した最新鋭の貨物航空機の導入を進めている(2)飛行方法の効率化などのオペレーションの改善により、機材運用の効率化に継続して取り組んでいる(3)成田国際空港で、ほかに例をみない環境配慮型のライン整備ハンガーを設置し、機体水洗での雨水の利用やポリカーボネート製のライトウォールを通じた自然光の利用などにより、環境負荷を大幅に削減している——といった取り組みを積極的に行っていると評価し、格付を付与した。

DBJ環境格付は、DBJが開発した格付システムにより、企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定する融資メニュー。